霊・UFO・前世などの体験

不思議な人生の記録

空を飛ぶ「エメラルドグリーン」の物体

2002年1月、私は「実家」に帰省をしていた。

 

夕方18時頃「最寄り駅」を出ると、すでに日が落ちていたが「街灯やコンビニエンスストア」、たくさんの「車のライト」もあって、それほど暗さを感じなかった。

 

実家へと続く「歩道」の右手には「マンションや住宅」が並び、左手には「中央分離帯」があり、それを挟むようにして「一車線ずつの車道」、その向こうには「コンビニエンスストア」や「小学校」が並ぶ「歩道」があった。

 

疲れと寒さの中を「ボーとした状態」で歩いていると、誰かに呼ばれた感じがした。

 

私は「起きている時」でも、「声をかけられること」が多い。

 

「見知らぬ人」、「見知らぬ人に関係する霊や守護霊」、「事故で亡くなったり、その場所に思いが残ってて留まっている霊」「街中を徘徊している霊」など、「老若男女」問わず、「生きてる生きてない」問わず、呼ばれる。

 

だが、その日の「呼ばれ方」は、どれにも当てはまらない感じがした。

 

何度か辺りを見回した。

 

すると「上」と頭の中に言葉が響いた。

 

見上げて探すと、反対側の歩道にある「小学校の屋上」に「球体」が浮かんでいた。

 

それは「バレーボール」くらいの大きさで、「濃いエメラルドグリーンのガラス」からできているような「球体」だった。

 

その「ガラスの球体」には、一部に「楕円形のくぼみ」があった。

 

それは、漁師さんが昔に使っていた「ガラス製のぶい」を思わせた。

 

「小学校の屋上」には「フェンス」が張ってあり、「エメラルドグリーンの球体」は、その「フェンス」に沿って、ふわふわと少し「上下」しながら、ゆっくりと「横」への移動をしていた。

 

私の他にも歩いている人が「10人以上」はいたが、誰も「球体」には気づいていないようで、立ち止まって「小学校の屋上を見上げている私」を不思議そうに見ながら、みんな足早に去っていった。

 

数分後、急に「球体」のスピードが速まり、あっという間に校舎の後ろへと飛んで行っってしまった。

 

あれは一体、何だったのか?

 

見た目が「ガラス」のようだったが、全然、中が見えなかった。

 

それに、誰かが乘るにしては、あまりにも球体が小さかった。

 

でも「誰かが私を呼んだ」ということは、「小さな体を持つ誰か」が「球体」に乗っていたのだろうか。

 

なぜ、呼ばれたのか?

 

考えれば考えるほど、謎だった。

 

すっかり疲れや寒さも吹き飛び、「自分が見たこと」を繰り返し思い出しながら家に帰った。

 

家に着くと「母」も帰っていて、部屋でくつろいでいた。

 

「母の部屋」と「私の部屋」は「隣同士」だが、仕切りの「木戸」は開けっ放しで、いつでも行き来ができるようになっていた。

 

「自分の部屋」で着替えながら、さっき見た「エメラルドグリーンの球体」の話を母に聞かせた。

 

話をしながら、今度は「使っていたカバン」の中身を出そうと「手」を入れた。

 

次の瞬間、「カバンの中」から「エメラルドグリーンの光」が放射線状に出てきた。

 

「うわっ!!」

 

「光がまぶしかった」のと「驚いた」のとで、一瞬、目をつぶり、手を引っ込めた。

 

目を開けると、もう「光」は消えていた。

 

突然の「私の声」に母も驚いていた。

 

あの「球体と光」は、なんだったのか?

 

今も解明ができていない。

 

街中で時々、「鮮やかな緑色の物」を見かけると、あの「球体」の「エメラルドグリーンの色」がとても綺麗だったことを思い出す。

 

 

 

 

10年くらい前、アメリカ滞在中に「NASA」へ何度か行ったことがある。

 

その当時は「宇宙食」の種類が少なかったが、現在では様々な物が出ていて、「宇宙」に思いを馳せながら味わうのが良い。