霊・UFO・前世などの体験

不思議な人生の記録

人は繋がっている

私は時々、空気中に無数の光の粒子が見えることがある。

 

一粒ずつが回転をしていて、すべてが数珠のように連なっているように見える。

 

その粒子に乗り、人の想いは相手に伝わるようだ。

 

たとえ言葉を使わなくても。

 

こんな経験はないだろうか。

 

「あの人に連絡しなければ」または「会いたいな」と思っていると、その人からタイミング良く連絡がくる。

 

友達の夢を見た日、その友達から連絡がくる。

 

相手が友達ではなく、両親や兄弟でも良い。

 

他に「虫の知らせ」の体験も、この粒子によって良くない出来事を察知したり、誰かが亡くなるのを予感するのだと思う。

 

私の場合、上記の体験も多く、良いタイミングで連絡がきたり、何年も会っていない知り合いが亡くなる前には死臭とは違う「かすかな臭い」がしてくることがある。

 

それを言葉にするなら「亡くなる気配の臭い」といった予感に近い感覚。

 

そして亡くなった後に、その人が霊となって訪問してくれることで「やはり、あれは亡くなる気配の臭いだったのか」と確信する。

 

父の場合もそうだった。

 

2020年の8月に父が亡くなった。

 

父とは30年近く会っていないが、5年に一度くらいのペースでメールや電話をしていた。

 

今年の春頃、突然、げっそりと痩せた体調の悪そうな父の様子と病院の映像、そして「亡くなる気配の臭い」が私に届いた。

 

父は長い間、肺や肝臓が悪く入退院を繰り返し、4年前の電話では「ガンになった」という話も聞いていた。

 

結局、それが父との最後の電話となった。

 

今年8月のある朝、洗面所で顔を洗っていると、また父の映像が届いた。

 

病院の個室で窓から外を眺めている父の後ろ姿。

 

そして父が振り返る。

 

窓からの日差しに照らされて後光が射しているのように見える中、父は清々しい表情をしていた。

 

その映像を受け取った二日後、父は亡くなり、霊体となって私のもとに現れた。

 

久しぶりに会う父は病から解放され若々しい姿で、「悔いのない人生だった」と晴々としていた。

 

父は亡くなったが、悲しさは全くない。

 

だが、父の肉体から発せられる声は「もう聞けないのだな」と思うと少し寂しく感じることがある。

 

時々、友達の「現在の様子」の映像も届く。

 

その映像は病院からで、友達が誰かの付き添いをしていて、うつむき加減で不安そうに病室のベッド脇にある椅子に座っている様子だった。

 

私が友達に連絡をしてみると、彼女の息子が骨折をして入院し病院にいるという回答だった。

 

また別の日には友達の夢を見て、その中で「友達に伝えてほしい」とメッセージを預かることもあった。

 

するとタイミング良く、必ず友達の方から連絡がやってくる。

 

私が友達の夢を見たことなど知らないはずなのに。

 

このように空気中にある無数の粒子は人との繋がりを支え、想いや状況を伝える役割があるようだ。

 

 また明るく前向きな人のそばにいると自分も元気をもらえて前向きになれたりするのは、この粒子を通して、その人からのエネルギーを受け取るからだ。

 

粒子によって、人は無意識のうちに周りの人へ影響を与えたり受け取ったりをしている。

 

良い出来事や人を「引き寄せたい」のであれば、自分自身がプラス思考を意識して、自身の持つ気(オーラ)をプラスエネルギーにすることも重要だ。

 

コロナ感染や天災、内戦など世界各国で問題が起き、負のエネルギーが蔓延している今だからこそ、日常の中で少しでも幸せな時間を見つけ、自身の気(オーラ)をプラスエネルギーにする努力は必要だと思う。

 

一人一人が意識をしてやれば、それが粒子に乗り、自分の周りの人へ良いエネルギーを届けることができ、やがてそれは地球全体へと広がっていくだろう。

 

粒子によって、世界中の人と繋がっているのだから。