リモートでの部屋探し
昨年からのコロナウイルスの影響で、世の中の生活スタイルが一気に変わった。
リモートで仕事をする人が増えたり、学校での授業にも取り入れられている。
数日前、ニュース番組を見ていたら、不動産業界でもリモートが主流になってきていて、部屋の間取りや日当たりの良さなどの内覧を画面越しに見れるという。
気づくと私は眉間にシワをよせ、胸のモヤモヤと不安感とで気分が悪くなっていて、チャンネルを変えた。
物事には必ず、良い面と悪い面とがある。
リモートによってコロナ感染を防いだり、人との接触を減らせたり、遠方の友達と簡単に画面の中で会えたりすることは良いと思う。
しかし就職の面接や出会いを求めるなどの初対面、また物件や部屋探しにリモートを使うことは悪影響の連鎖になりかねない。
どの人も気(オーラ)を持っていて、身体を包んでいる。
それには、人となりの情報や前世・未来映像などを含んでいる。
そして自身の気(オーラ)を使って相手や場所の情報を読み取ったり、危険を察知したり、誰もが無意識のうちに行っている。
初めての人と会う時、見た目の情報と自身の気(オーラ)から得た情報によって、話しかけやすそう、気難しそうな人、という印象へと繋がっていく。
それは、物件や部屋探しでも同じことだ。
年々、自殺者や事件が多く、事故物件も増加傾向にある。
だからこそ、実際に部屋を見て、その場の雰囲気を感じることが大切だ。
部屋の中で目を閉じると、感じやすくなるだろう。
目からの情報を遮断することで、他の感覚が研ぎ澄まされる。
もし、この部屋は嫌だな、と直感したなら、それに従うほうが良い。
自身の気(オーラ)が、何か危険を察知しているからだ。
時々、私の所に「部屋を見てほしい」とスマートフォンに写真や間取りが届くことがある。
引っ越し後、眠りが浅く悪い夢を見る、奇妙な物音や誰かがいる気配がする、金縛りにあう、部屋全体が湿気やすくカビやすい、などの文章とともに送られてくる。
部屋の写真や間取りから透視をすると、気の流れの悪さや鬼門の通りで寝ていることで睡眠障害が起こっている場合もあるが、霊が写っていて、中には事故物件のものもあったりする。
そんな部屋に住み続けることは体調不良になったり、事故に遭う危険性も出てくる。
再度、引っ越しとなると出費も増える。
この世の大半の病気は、悪い気の流れる間取りや土地に住んでいることが影響している。
そんな悪循環にならないように、部屋探しはリモートに頼らず、何度も通って選ぶのが良い。
これは、建売の一軒家も同様だ。
以前、母がマンションへの引っ越しを考えていて、部屋探しを手伝ったことがあった。
膝を痛めていた母には、一軒家での階段の上り下りはきつく、駅に近いマンションでの生活を望んでいた。
いくつもの部屋を見て回ったが、間取りが良いけど駅から遠い、スーパーや駅が近いけどユニットバスなど、母の希望に合うような所がなかなか見つからなかった。
日を改めて内覧に行った部屋は分譲賃貸で、造りもしっかりしていて広さもあった。
高台に建っていてベランダからの景色も、母は気に入っていた。
しかし北側にある寝室とクローゼットを見る為、部屋に入った母が「ここ、すごく寒い」と言った。
母には霊が見えたりする経験が一切ないが、時々、何かを敏感に察知することがあった。
私も続いて部屋に入ってみる。
北側に面している部屋とはいえ、ゾクゾクするような寒さがあった。
その部屋を出ると、寒さがなくなる。
もう一度、私だけ寝室を確認しに行った。
やはり、異様に寒い。
目を閉じて、しばらく寝室に立っていると、後ろのクローゼットから気配がした。
振り返って見ると、そこには背が低くポッチャリとした、髪の薄い老人が立っていた。
その老人と目が合った瞬間、彼の情報が伝わってきた。
ベランダからの眺めが気に入って分譲マンションを購入し、長年、夫婦で住んでいたようだ。
死んでからも愛着があるこの部屋に、一人住み続けている老人霊。
私は、母に伝えた。
「背の低いポッチャリおじいさんが、クローゼットの前にいる。この部屋を借りたら、もれなくおじいさんも一緒についてくる。それに寝室を使うと、おじいさんに寝顔をずっと見られることになるよ」
「絶対、イヤ!」
母は即答して、この部屋を断念した。
その後も、いくつかの部屋を見に行き、無事に母はマンションへと引っ越しをして、現在も快適な生活をおくっている。
いろいろな部屋を実際に見ることで、同じ部屋でも天候によって違いがあったり、自分自身に合った部屋の条件が明確となっていく。
良い間取りや場所に住むと、それだけで運気も上がる。
住まいは、とても大切だ。
住居との良い縁をいただくには、やはり何度も自分の足で出向き、実際に目で見て肌でも感じること、そして最低限の間取りの知識は必要だ。
☆南東と北西に面した部屋が、リビングや寝室に向く
☆疲れを取りやすく、ぐっすり眠るには、北枕または西枕が良い
ただし近くに河や海がある場合、水の流れを遮断するようにして眠ること
水の流れと並行して眠ると、頭がボーとしたり、片頭痛になりやすい
☆北東から南西は鬼門の通りの為、汚水が流れる水回りがある場合は、こまめに掃除と盛り塩をしておくのが良い
☆一軒家の場合、家の中心に階段が無いこと
家の中心に階段があることは機能的だが、気の流れが悪くなる
これらを意識して、部屋や家を探すことがオススメだ。
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