霊・UFO・前世などの体験

不思議な人生の記録

本に呼ばれる

この数か月、同居人の体調不良もあり、今まで以上に仕事と家事に追われ、ホッできる時間がなく、毎日が過ぎている。

 

ゆっくりショッピングがしたい、と思うものの、数日ぶりの食料品などの買い出しで、すでに荷物は重く、帰宅しなければならない時間も迫ってきていた。

 

そんな時、本屋の前を通りかかった。

 

私は本屋が好きで、普段なら何時間でも飽きずに滞在できる。

 

しかし、今は時間に余裕もないし、荷物も増やしている場合でもない。

 

家に帰って、仕事をしなければ。

 

それなのに、本屋の中から声が聞こえるのだ。

 

その声を聞くと、私は本屋に入らないと気がすまない。

 

たとえ、どんな状況でも。

 

重い荷物を抱えながら、店内に入る。

 

この日、声がしていたのは、精神世界の棚にあったマンガからだった。

 

その表紙を見て、驚いた。

 

数か月前にそのマンガの存在を知り、読みたいと思っていたが、昔に出版された物は、オークションで10万円を超えたとされる話題の本で、手に入らないと思っていたからだ。

 

復刻改定されて本屋に並んだ初日に、私はマンガ本に呼ばれ、手にすることができた。

 

本の声というのは、人間の声とは全然違う。

 

本が明るい白い光を放っているのが見え、頭の中に直接、音のような振動のようなものが入ってくるのだ。

 

昔から本屋に入ると、本に呼ばれる。

 

多い時は、あちこちの棚に置かれた本から、お呼びがかかる。

 

私は、その声を聞きながら、本を手にして、軽く文章に目を通す。

 

すると、何気なく開いたページに、私の知りたかった答えが載っていたり、今後に必要な情報があったりする。

 

これは、私自身の守護霊が段取りをして、本を通して回答や情報を与えてくれている。

 

自分で本を選んでるように思っている人が多いが、実際は本に呼ばれて、手に取っている。

 

本からの白い光が見えていなくても、声が聞こえないと思っていても、誰もが第6感を持っているから、自身の気(オーラ)を通して反応している。

 

私は、更に重くなった荷物を抱えて、家に戻った。

 

ゆっくりと本を読む時間は、今は取ることができないが、毎日、数ページずつ読み進めている。

 

漫画家の見た夢が、次々と現実となり、話題になった本だ。

 

世の中には、不思議な体験を持つ人が多い。