【UFOと宇宙人】ロサンゼルスでの目覚め(1回目)
もう20年前になるが、25歳から続けていたフロリダ州での留学生活を一時中断して、26歳の時にロサンゼルスに移住した。
イタリア系アメリカ人女性が「ホストマザー」として営む高層マンションの一室を借りた。
自分専用の寝室と隣にはお風呂とトイレが別々に備わっていて、窓からは高層マンションの群れと中庭が見渡せた。
平日は自転車で語学学校に通い、朝から夕方まで英語を学び、夜は自炊をする生活が始まった。
ロサンゼルスに滞在して一週間後、ベッドで仰向けに寝ていると夜中に突然の金縛り。
しばらくすると部屋のドアが音もなく開いた。
現れたのは、逆三角形の顔にアーモンド型の黒い目、灰色の肌を持つ者だった。
頭が大きく、体は痩せていて手足が細い。
一般的に「グレイ」と呼ばれている宇宙人だった。
しかも3人いて、ベッドに横たわる私の足元の方にやって来た。
身長は120センチくらいと低く、目は黒い瞳で白目の部分が全然なく、人間よりも目のサイズが大きかった。
宇宙人を見たのは初めての経験で、「怖い」よりも自分の目が信じられないのと「未知との遭遇」の状況に興奮した。
しかし目は開けれて動かせるものの、体は金縛りで一切動けず、3人のグレイがベッドを取り囲むところまでは記憶にあるが、気がつけば朝になっていた。
現在も思い出せない・・・あの3人のグレイに何をされたのかが・・・。
当時「アメリカ人の3人のうち一人は、UFOや宇宙人などの体験がある」と語学学校の先生が言っていたことがある。
また「地球上で目撃さている宇宙人は、22種類にもなる」とも。
私とグレイとの出会いは、まだ始まりにすぎなかった。