【前世の記憶】アメリカ陸軍の兵士
30歳くらいから、同じ夢を何度も見た。
森林の中、蒸し暑さで全身を汗がつたっていく不快な感覚、機関銃の音や爆発音、湿った土の匂いと火薬や物が焦げた臭い・・・夢の中で、いつもジャングルの中で戦っていた。
私は「アメリカ陸軍の兵士」で、「迷彩服」を着て、「重い装備」を着けていた。
180センチ以上の長身に明るめの茶髪を持つ「白人男性」で、年齢が20代後半くらいだった。
当時の私は、少数の部下を率いて、最前線で戦っていた。
「あれは、ベトナム戦争だったかな」と夢を見ながら思う私。
別の日に見た夢では、当時、アメリカで住んでいた「木造の家」が出てきた。
田舎の風景で、トウモロコシなどの広大な畑が広がっていて、隣の家との距離が、かなり離れており、家の近くには川が流れていた。
出兵する前日に、川の土手に座って、当時の「小柄な彼女」との別れを惜しむ夢も見た。
その時の彼女と見た「真っ赤な夕日」は、とても綺麗だった。
しかし戦場で夕日を見るたびに、「彼女と見た夕日」を思い出し、寂しさが募ったことも思い出した。
この戦場で激しい銃撃戦となり、部下たちとともに、当時の私は「20代の若さ」で戦死した。
今世での私は、20代の頃から「ジェット機」や「迷彩服」を見るとテンションが上がり、「レトロなアメリカの物や車を見る」のが好きで、アメリカにある「酒場」に行くと「タバコやお酒の香り」に懐かしさを感じる。
また、オーストラリアで初めて「射撃」をした時、誰にも教えてもらったこともないのに、従業員が驚くほどの好成績を出した。
それらは、私が「軍人の人生を歩んだ前世」があったからではないだろうか。