霊・UFO・前世などの体験

不思議な人生の記録

東京の災害

7年くらい前から、東京の災害に関する夢や映像を何度か見る。

 

この数年は、見る回数が増えている。

 

何度か同じような夢もあり、それは山手線の電車が出てくるもの。

 

夢の中で私は、どこか駅近くのマンションに一人で暮らしている。

 

部屋は、3階にあるようだ。

 

朝8時ごろ。

 

通勤する人や学生の声、バイクや車などの音が、窓から入ってくる。

 

私も身支度を整えながら、テレビを見ていた。

 

突然、激しい揺れと地響き、外からは悲鳴や叫び声、何かが落ちるような音が一気に押し寄せてきた。

 

揺れは長く感じられ、立っていられない。

 

テレビと自分自身とが倒れないように、膝をつき、テレビとその台とを強く掴む。

 

電車の急ブレーキの甲高く耳障りな音がして、それが更なる恐怖をつのった。

 

ようやく揺れが治まった。

 

足元に散乱している物に気をつけながら、開いた窓のほうへと行ってみる。

 

右側に目を向けると、山手線の電車が見えた。

 

急ブレーキをかけて停車をした為か、電車はホームから随分と離れた所で止まっていて、少し煙が出ている車両もあるが、ドアは開かず、満員の乗客が閉じ込められていた。

 

駅前では、倒れた物や落ちてきたコンクリートなどをよけながら、たくさんの人が密集していた。

 

頭から血を流しケガをしている人、名前を呼びながら誰かを捜している人、泣いている赤ちゃんをあやす若い母親の姿もあった。

 

そこへ、また次の揺れがやってきた。

 

私の部屋がミシミシと鳴りだし、あっという間に壁に亀裂が入っていった。

 

部屋が押しつぶされる!

 

そう直感した私は足をとられながらも、玄関を目指した。

 

だが、玄関の鉄の扉が、全然動かない。

 

地震の揺れによって、扉が変形しているようだ。

 

天井からはコンクリートの破片が、パラパラと落ちてきている。

 

揺れが続く中、玄関扉を開けようと格闘している私の近くで、天井の一部が崩れ落ちてきた。

 

一瞬で視界が真っ白になり、むせて息ができない。

 

そこで、目が覚めた。

 

心臓が早鐘を打っていて、私は深呼吸をくり返し、自分を落ち着かせた。

 

実際に現場にいたかのような生々しい夢で、阿鼻叫喚な光景だった。

 

 

また映像では、火が出てくるものを何度も見る。

 

これらの映像は、すべて起きている時に見ている為、夢ではない。

 

ある時は、夜の歯磨き中に。

 

またある時は、お風呂で髪の毛を洗っている最中に。

 

電車に乗っている時や仕事で書類作成をしている時もある。

 

時間帯や私の心理状態・状況などは一切関係なく、見えるのだ。

 

その日も脳内に突然、映画のワンシーンのような映像が流れ込んできた。

 

東京23区のあちこちで建物が崩れ、火の手がそこらじゅうで上がっている。

 

大きな火事になっている所もあれば、煙だけの所もある。

 

その間を人々が、逃げ惑っている。

 

砂埃をかぶって全身が真っ白になっている人、ケガをしている人が大勢いる。

 

人々の声や建物の崩れる音、火・煙・ガスの臭いまで、映像とともに私の中へと流れ込んでくる。

 

地震なのか、テロなのか、原因はわからないが、広範囲で被害が出ているような印象がある。

 

年に数回、この映像は現れる。

 

また別の映像では、東京23区の一部に、かなりの数の仮設住宅が建っているもの。

 

しかし、まだまだ焼野原となっていて、瓦礫(がれき)が山積みになっているところも多く、仮設住宅を建てる為に昼夜を問わず、自衛隊が働いている。

 

何キロにも渡って高い塀を造り、仮設住宅を取り囲んでいる場所もあった。

 

この映像も、今までに二度は出てきている。

 

 

今後、これらのことが全て実際に起きるとは限らない。

 

だが、警告のように長きに渡って何度も出てくる夢や映像は、無視できない怖さがある。

 

それに、今までの経験からすると、私の見た夢や映像が現実となるのが多いことも不安材料だ。 

 

だから情報として、一応、ここに記録を残しておきたいと思う。

 

 毎年のように異常気象が続き、記録的な大雨や地震の多い中、自分の身は自分で守らなければならない。

 

夢や映像では東京を中心に出ているが、当然、隣接している県にも影響がある。

 

私の友達や知人も関東在住が多く、夢や映像のことを話す機会があると伝え、災害の備えや気をつけて行動してもらうようにしている。

 

私も普段から出かける時は、万が一に備え、電車に乗る前には必ずトイレに行ったり、コンタクトレンズの日は、必ずメガネも持参している。

 

電車内に閉じ込められたり、被災した時の事を考えて。

 

電車が使用不可になった場合も考え、職場から家までの徒歩ルート、公衆電話や公衆トイレの場所、水の出る場所など、少しは把握をしている。

 

手荷物の中にも、常に水・絆創膏・ティッシュ・マスク・液体ハミガキ・ウェットティッシュ・ビニール袋など、多めに入れている。

 

その為、いつも私のカバンは重い。

 

だけど、お守りのような安心感がある。

 

不安定な世の中、いつ何が起きてもおかしくない状態に、地球全体がなっている。

 

誰かに伝えたい想いがあれば、その日のうちに伝える方が良い。

 

普通の生活が、明日も続いているとは限らない。

 

一日を大切に、楽しみながら、そして後悔のないように過ごしたい、と私は思う。